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タッキーNのDTM考坊制作・音楽演奏のページ

解答編 2006.6.21 open

曲目18 MP3 初夏に唄う歌  
夏は来ぬ



佐々木信綱作詞・小山作之助作曲
1.卯(う)の花の、
 匂う垣根に
 時鳥
(ほととぎす)
 早も来鳴きて
 忍音
(しのびね)もらす、
 夏は来ぬ
4.楝(おうち)ちる、
 川べの宿の
 門
(かど)遠く、
 水鶏
(くいな)声して
 夕月すずしき、
 夏は来ぬ
2.さみだれの、
 そそぐ山田に
 早乙女
(さおとめ)が、
 裳裾
(もすそ)ぬらして
 玉苗
(たまなえ)植うる、
 夏は来ぬ
5.五月(さつき)やみ、
 蛍飛びかい
 水鶏
(くいな)鳴き、
 卯の花咲きて
 早苗
(さなえ)植えわたす、
 夏は来ぬ
3.橘(たちばな)の、
 薫るのきばの
 窓近く、蛍飛びかい
 おこたり諌
(いさ)むる、
 夏は来ぬ
なんとなく「日本の初夏の風景」という感じで
いいですね。マンドリンのパートをこの楽器の
ことをよく知らないのにさわやか感を出すのに
いいかと思って加えてみました。
変ロ長調(bb) 前奏4小節で3回繰り返します。
そのあと2度上げてハ長調になり前奏と同じ
間奏に続いて2回繰り返しです。 (Tempo=82)
このページはMP3でお聞きいただきます。

トークつきで高齢者施設などでリコーダーの慰問演奏をしていますが、日本の歌を取り上げるとき、「この歌詞はこんな意味だったんですね」などとお話しすると興味をもって歌詞を見たり演奏を聞いてもらえるようですので、【聞きなれた日本の歌の詞の意味を見直すこと】を「演奏での隠しテーマ」のひとつにしています。今回、「夏は来ぬ」についての問いかけをしましたが、KAZUさまほか数名の方から、回答や感想をいただきました。いろいろとどうもありがとうございました。早速、押し付けがましくなく活用させてもらっています。以下にとりあえずの結論(解答?)を記入しておきます。2006.7
★この歌詞のなかで〜
◇「来(き)ぬ」は「来た」でいいのか?
 
自然と来てしまった。(詳細省略 英語での現在完了形)
◇卯(う)の花 とは?
 
うさぎのように白い花だから。(おからも卯の花という!) 4月(卯月)に咲く説もあり。
 卯の花はそんなに匂わないそうです。
◇忍音(しのびね) とは?
 
うぐいす、ほととぎすなどの初音(はつね、その年の初めての鳴き声)。本格的に鳴く前の(練習中の?)鳴声。
◇さみだれの「さ」は?
 さ=さつき=旧暦5月、みだれ=水垂=雨で「五月雨=梅雨」。また、早乙女の「さ」は接頭語(「お寺」「か細い」などと同じ)。
◇おこたり諌(いさ)むる とは?
(勉学や鍛錬の)日課を怠けることを蛍が忠告すること。中国の故事から「蛍の光」に歌われている。
◇楝(おうち) とは?  「センダンの雅名」。(トウでなくレン)
◇楝(おうち)ちる とは? 
センダン(栴檀)の花は初夏にちる(散る)。
◇五月(さつき)やみ。  「闇」のこと。 (5月雨の夜は暗い)

MIDI版の「夏は来ぬ」は閉鎖しました



曲はMP3です。タッキーNの音源はsc8850です。

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