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タッキーNのDTM考坊制作・音楽演奏のページ

 
 ひ ま わ り

No.93-2 MP3 3:40 フルート版 in Dm ( '17.08 160kbps再々録音)

作曲 ヘンリー・マンシーニ

「ひまわり」をタイトルとする曲は何曲かあるようですがこの曲は1970年公開イタリア映画の主題歌でヘンリー・マンシーニの作曲による名曲です。Theme from Sunflower (Henry Mancini :"I Girasoli"  監督は di Vittorio De Sica ) 
例によって他のサイトのMIDIDATAの無断借用でタッキーN流の手直しを加えたものなのであまり自慢はできませんが、初代制作者にも判断できないほど?変更しています。しかし、まだ荒削りですし、響きに納得できないところが何箇所かあるのですが単独演奏ページを公開してしまいます。(一部分の和音とベース音です)
この映画「ひまわり」は素晴しい作品です。ソフィア・ローレンが熱演!戦争がもたらしたある一組の夫婦の引き裂かれた人生を描いています。映画の後半で駅での切ない別れのシーンが2回もあります。(そのほかに物語の最初のほうで軍務につく夫を駅で見送るシーンがありますがまだそれほど切なくないですね) これらのシーンで流れる曲がこの曲です。
ここでは キーはin Dm 最後に転調して in Emでフルート音色にしています。(タッキーNもフルートを吹いているような気分でアルトリコーダーでこの曲を演奏しています)
ところで、タイトルを「ひまわり・sunflower」としたのはなぜだと思います?それはね・・・ この映画の3人の主人公(ロシアの妻も加え)それぞれに、たとえ悲愴な運命であっても≪次の朝がくれば胸をそらし顔をしっかりと上に向けているあのひまわりの花≫のように生きていくことを願ってつけられたタイトル・・・・ なのです。
この映画を観たひとは『ひまわりの花』に対する気持ちやみる目が違っていると思いますね。


お日さまがカンカンに照りつける夏の代表的な花と言えば、やはり太陽のように咲く「ヒマワリ」でしょう。
ヒマワリは北アメリカ原産の花で、ヨーロッパへ渡った後、ロシアなどへ広まり、17世紀中ごろになって
日本につたわりました。ヒマワリという名は、読んで字のごとく太陽に向かって回る花という意味です。
英語では「sunflower(サンフラワー)」とよび、ずばり太陽の花という意味です。
しかし「太陽の方を向いて従う」という意味のsun−follow から来ているという別の説もあるようです。
スペイン語では「girasol(ヒラソル)」とよばれ、「girar(ヒラール)」は回る、「sol(ソル)」は太陽を
表しているので、太陽について回る花、という意味になります。
ドイツ語では「sonnenblume(ゾンネンブルーメ)」といい、「sonne(ゾンネ)」は太陽、
「blume(ブルーメ)」は花ですから、やはり太陽の花という意味になります。
このように、ヒマワリの咲いた花のかたちが太陽に似ているということと、太陽を追うようにして
回る性質をもつということから、世界のいたるところで太陽と結びつけられているのです。
しかし実際のところ、花が太陽を追うように回るものは、ヒマワリの中でも限られた種類で、
多くは花を咲かせる前に茎の先やつぼみが回転するだけです。
ヒマワリはキク科の一年草で、大輪を咲かせることで知られていますが、大きな花はそれ自体が
1つの花ではなく、管状花(かんじょうか)または筒状花(とうじょうか)とよばれる
小さな花が1000個以上も集まってできていたものなのです。
外側の黄色の花びらは虫を引きつける飾りの役目をし、
内側にある小さな花は外側から中心に向かって順番に咲いていき、最後に種をつけます。
また、ヒマワリの高さは平均で2メートルから3メートルと背の高いものですが、
背丈が2階建ての家よりも高く、花はマンホールのふたほどの大きさにまで成長したものもあります。

以上は http://weather.nifty.com/today_topics.htm (ニフティのページ から)の転載です。
このページは数日ごとに季節の話題を次々と取り上げており、タッキーNの好きなページの ひとつです。



次の曲はいまの演奏をストップさせてから演奏してください。
 シェルブールの雨傘 (あまがさ)

TN7127-277 PC 3:10  154kbps 3.50MB  MP3 '13.2.26 リコーダー版
Les Parapluies de Cherbourg  作曲 ミシェル・ルグラン (M.Legrand 1923〜 仏)

1964年の同名フランス映画の主題歌。ジャック・ドゥミ監督。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
すべての台詞にメロディがつけられ(レチタティーヴォ的な部分も含め)、語りが一切無い完全なミュージカルという不思議な作品です。
カトリーヌ・ドヌーブ、ニーノ・カステルヌーヴォ などの出演者は全て吹き替えられています。ドヌーブ演じるジェヌヴィエーヴの吹き替えはダニエル・リカーリ。
2009年、製作45周年を記念し日本において世界初の“デジタルリマスター版”が特別上映されたようです。
( http://bassist-juusan.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/224-73f2.html ベーシストの休日)

「シェルブール」はフランスの港町の名前です。
1957年11月 アルジェリア戦争のため徴兵を受けて20歳の自動車整備工ギィは「シェルブールの雨傘店」の17歳の娘ジェヌヴィエーヴと別れの日に将来を約束して結ばれます。
でも約2年後に帰還した時、二人には別の人生が始まっていました。
そして別れてから6年の時が流れ 1963年、雪のクリスマスの夜、偶然再会するのですが、それぞれ結婚して子供もある状態でお互いに無事を確認する短い言葉を交わして去っていきます。
ジェヌヴィエーヴの娘「フランソワーズ」は5歳でした。ギィにも息子「フランソワ」がいました。
( http://ja.wikipedia.org/wiki/ )

物語は戦争によって引き裂かれた恋人同士の運命を描いた作品になっていて、上の「ひまわり」と共通するテーマかと思います。具体的には語られていませんが、『もし戦争がなかったら、別の人生を歩んでいたはず』の二人のストーリーですね。

子供の名前を知らせ合うラストの雪のガソリンスタンドでのシーンは感動的でした。







 これらの曲はMIDI・DATAを外部音源経由でパソコン内にMP3録音したものです。
(タッキーNの音源は
SC8850。 曲により MU2000 か SC88vl を追加)

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