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タッキーNのDTM考坊制作・音楽演奏のページ
●「ひまわり」をタイトルとする曲は何曲かあるようですがこの曲は1970年公開イタリア映画の主題歌でヘンリー・マンシーニの作曲による名曲です。Theme from Sunflower (Henry Mancini :"I Girasoli" 監督は di Vittorio
De Sica ) ●例によって他のサイトのMIDIDATAの無断借用でタッキーN流の手直しを加えたものなのであまり自慢はできませんが、初代制作者にも判断できないほど?変更しています。しかし、まだ荒削りですし、響きに納得できないところが何箇所かあるのですが単独演奏ページを公開してしまいます。(一部分の和音とベース音です) ●この映画「ひまわり」は素晴しい作品です。ソフィア・ローレンが熱演!戦争がもたらしたある一組の夫婦の引き裂かれた人生を描いています。映画の後半で駅での切ない別れのシーンが2回もあります。(そのほかに物語の最初のほうで軍務につく夫を駅で見送るシーンがありますがまだそれほど切なくないですね) これらのシーンで流れる曲がこの曲です。 ●ここでは キーはin Dm 最後に転調して in Emでフルート音色にしています。(タッキーNもフルートを吹いているような気分でアルトリコーダーでこの曲を演奏しています) ●ところで、タイトルを「ひまわり・sunflower」としたのはなぜだと思います?それはね・・・ この映画の3人の主人公(ロシアの妻も加え)それぞれに、たとえ悲愴な運命であっても≪次の朝がくれば胸をそらし顔をしっかりと上に向けているあのひまわりの花≫のように生きていくことを願ってつけられたタイトル・・・・ なのです。 ●この映画を観たひとは『ひまわりの花』に対する気持ちやみる目が違っていると思いますね。 |
●1964年の同名フランス映画の主題歌。ジャック・ドゥミ監督。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。 すべての台詞にメロディがつけられ(レチタティーヴォ的な部分も含め)、語りが一切無い完全なミュージカルという不思議な作品です。 ●カトリーヌ・ドヌーブ、ニーノ・カステルヌーヴォ などの出演者は全て吹き替えられています。ドヌーブ演じるジェヌヴィエーヴの吹き替えはダニエル・リカーリ。 ●2009年、製作45周年を記念し日本において世界初の“デジタルリマスター版”が特別上映されたようです。 ( http://bassist-juusan.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/224-73f2.html ベーシストの休日) ●「シェルブール」はフランスの港町の名前です。 1957年11月 アルジェリア戦争のため徴兵を受けて20歳の自動車整備工ギィは「シェルブールの雨傘店」の17歳の娘ジェヌヴィエーヴと別れの日に将来を約束して結ばれます。 でも約2年後に帰還した時、二人には別の人生が始まっていました。 そして別れてから6年の時が流れ 1963年、雪のクリスマスの夜、偶然再会するのですが、それぞれ結婚して子供もある状態でお互いに無事を確認する短い言葉を交わして去っていきます。 ジェヌヴィエーヴの娘「フランソワーズ」は5歳でした。ギィにも息子「フランソワ」がいました。 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/ ) ●物語は戦争によって引き裂かれた恋人同士の運命を描いた作品になっていて、上の「ひまわり」と共通するテーマかと思います。具体的には語られていませんが、『もし戦争がなかったら、別の人生を歩んでいたはず』の二人のストーリーですね。 ●子供の名前を知らせ合うラストの雪のガソリンスタンドでのシーンは感動的でした。 |
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