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タッキーNDTM考坊制作・音楽演奏のページ

Photo by TAKKY-N62 '04.6.21
舞子移情閣についての解説が下にあります

曲目 B-4 ロバート・カー 「イタリア風グラウンド」上の変奏曲
(ディヴィジョン)
2008.06.10 - MP3 - 96Kbps  

グラウンドの部分(通奏低音)のみは → ここから ”オマケつき”



この曲は Robert CARR (16?? -?); (英) の
Divisions upon an Italian Ground です。

ロバート・カーについてはあまり知られていませんが、
テレマン、JSバッハ、ヘンデルと同時代のイギリスの作曲家で
唯一有名な作品が今回の曲です。

「ディヴィジョン」とは分割という意味で、
ある音から次の音に移るあいだにいろんな音を細かく加えていく
ような変奏方法と言ってもいいと思います。

この曲のように、何小節かの同じパターンのバスの安定した
大きな流れに乗って旋律や和音が変化していく
「グラウンド」形式の曲が、私にはなぜか体?心?に残ります。
聞いていても演奏していても《実にここちよく》て・・・・
文章力乏しく、うまく表現できませんが《とにかくいい!》ですね。
あえてオーバーに言えば、「宇宙の摂理に触れるような・・・・
遠い過去からはるかなる未来へのいとなみのなかで、
今まさに、自分は擁かれている」・・・みたいな音楽に思います。

リコーダー愛好家なら、一度聞いただけで、心に留まってしまって
「いつか自分も吹いてみたい」と思う曲が何曲かありますが、
この曲もそんな中の1曲です。
この曲を初めて聴いたのは30歳のころ購入したLPでした。
このLPでリコーダー演奏を趣味としようと思ったのですが演奏していたのは
ドイツのハンスマルティエン・リンデ(1930- )でした。
おなじ演奏がCDの復刻盤ででています。

タッキーNのベスト3ならあとは「涙のパヴァーヌ」「ラ・フォリア」
ですね。 おぉ、これらも「グラウンド」形式ですよ。

控えめに淡々と秘めた何かを語りかけてくるようなリコーダー演奏。
そんな感じはMIDIでは表現できませんが、すこしだけでもタッキーNの
この曲に対する思いが伝わればうれしいですね。


 ■ 神戸市垂水区 おすすめビューポイント No.1
      ■ 舞子周辺::移情閣(六角堂)




解体前 1980年頃? 

2002.2




     2002.8

〜移情閣・孫中山記念館(孫文博物館)〜

 舞子公園内の明石海峡大橋の袂にある孫中山記念館=舞子移情閣は、
現存する国内最古のコンクリートブロック建造物で、国と県の指定重要文化財に
指定。 神戸で活躍していた華僑の貿易商、呉錦堂が建てた「松海別荘」の
一部で、中国式楼閣です。どの方向から見ても壁面が三面見え、外観が六角の
ように見える錯覚から「舞子の六角堂」、また「八角堂」とも呼ばれています。
 建物は正八角形の三階建で八方に窓があり、それぞれの窓から六甲山、
大阪湾、紀州、淡路島、瀬戸内海、播磨など様々な風景を見ることができ、
それぞれ異なった趣を持っていることから「移情閣」と呼ばれるようになりました。
 この孫中山記念館は1984年(昭和59年)、孫文の資料を展示する
孫文博物館として開館し一般公開されています。1994年(平成6年)には、
明石海峡大橋の建設のため一時解体され、2000年(平成12年)に元の場所から
南西に200mほど移動し復元されました。
( http://kobe-mari.maxs.jp/kobe/maiko_ijokaku.htm などより・・・・)




このページでの演奏は自作のMIDI・DATAを外部MIDI音源で演奏し
MP3形式で録音したものです。DTN考坊(タッキーN)の外部音源はsc8850です。


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